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2軍通信プラス
分室資料の入替え
毎月第1火曜日は「館内整理日」といって、館内の整理をするための休館日です。月によって作業内容は変わりますが、ほぼ毎回行っているのが「分室の資料の入れ替え」です。
ふだん本館を利用されている方はあまりピンと来ないかもしれませんが、綾瀬には、本館のほかに三つの分室があります。分室は本館と比べると(本館もそう広いほうではありませんが、さらに)スペースが狭く、蔵書数も少ないのですが、こまめに通ってくださる方が大勢いらっしゃいます。分室を主に利用される方でも本館同様さまざまな本を手に取ることができるように、定期的に本の入替えをしています。
入れ替えは月ごとに順に行っていて、11月は北の台図書室の番でした。
入れ替えをするには、まず、新たに分室へ置く本を選びます。
人気のある本や問合せが多い本は分室ごとにちがいますが、そのあたりは各分室の担当者がしっかり把握しています。といって、いま人気のあるものだけ集めればいいかというと、それでは図書館としての役割が果たせません。蔵書のバランスと需要を考えながら本を選ぶというのは難しい作業ですが、作業時間の制約があるため、スピードも大事です。撮影中も作業の手は止まらないので、こんな写真も撮れました。
おじゃましてすみませんでした(事務連絡)。
さて、こうして選んだ本は、所蔵場所などの必要なデータを変えてからコンテナへ詰め、分室へ運びます。
分室に運んだら、今度はこれまでと反対周りです。分室から本館へ戻す本を抜き取って、データを変え、本館へ運んで、それぞれの正しい場所へ収めていきます。
一度に入れ替えるのはだいたい700冊から900冊くらいですが、新しく入れる本と引き上げてくる本を合わせるとその倍、1400冊から1800冊を移動させている計算です。作業スケジュールの都合上、各分室とも4人で5時間以内に終わらせていますが、本館の1日の返却冊数の平均が1000冊前後ですから、なかなかの肉体労働です。図書館員には体力も必要なんです。
この定期的な入れ替えは、各分室につき年3回行っています。ほかにも、毎月の新着図書と「分室巡回コーナー」などで、分室の蔵書を新鮮に保つ工夫をしています。また、本館の資料を分室で受け取ることもできます。お近くに分室があるという方は、ぜひ一度のぞいてみてくださいね。
ふだん本館を利用されている方はあまりピンと来ないかもしれませんが、綾瀬には、本館のほかに三つの分室があります。分室は本館と比べると(本館もそう広いほうではありませんが、さらに)スペースが狭く、蔵書数も少ないのですが、こまめに通ってくださる方が大勢いらっしゃいます。分室を主に利用される方でも本館同様さまざまな本を手に取ることができるように、定期的に本の入替えをしています。
入れ替えは月ごとに順に行っていて、11月は北の台図書室の番でした。
入れ替えをするには、まず、新たに分室へ置く本を選びます。
人気のある本や問合せが多い本は分室ごとにちがいますが、そのあたりは各分室の担当者がしっかり把握しています。といって、いま人気のあるものだけ集めればいいかというと、それでは図書館としての役割が果たせません。蔵書のバランスと需要を考えながら本を選ぶというのは難しい作業ですが、作業時間の制約があるため、スピードも大事です。撮影中も作業の手は止まらないので、こんな写真も撮れました。
おじゃましてすみませんでした(事務連絡)。
さて、こうして選んだ本は、所蔵場所などの必要なデータを変えてからコンテナへ詰め、分室へ運びます。
分室に運んだら、今度はこれまでと反対周りです。分室から本館へ戻す本を抜き取って、データを変え、本館へ運んで、それぞれの正しい場所へ収めていきます。
一度に入れ替えるのはだいたい700冊から900冊くらいですが、新しく入れる本と引き上げてくる本を合わせるとその倍、1400冊から1800冊を移動させている計算です。作業スケジュールの都合上、各分室とも4人で5時間以内に終わらせていますが、本館の1日の返却冊数の平均が1000冊前後ですから、なかなかの肉体労働です。図書館員には体力も必要なんです。
この定期的な入れ替えは、各分室につき年3回行っています。ほかにも、毎月の新着図書と「分室巡回コーナー」などで、分室の蔵書を新鮮に保つ工夫をしています。また、本館の資料を分室で受け取ることもできます。お近くに分室があるという方は、ぜひ一度のぞいてみてくださいね。
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