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2軍通信プラス

あたまとおなかで

11月23日、初めての「郷土を知る講座」を開催しました。綾瀬の文化や歴史にふれることで、郷土への関心や理解、綾瀬愛を増してもらうための行事です。

記念すべき第1回は「高座豚」を取り上げることにしました。

高座豚と決めたことについて「高座と講座をかけたんですか?」と聞かれたりもしましたが、そんな…そんなベッタベタなダジャレみたいなこと考えるわけないじゃないですかー! やだなー! 目が泳いだりなんてしてませんってばー!(してる)

特産の高座豚について学ぶならやはり食べましょう、そのほうがより身近に学ぶことができますし。という担当の食欲もとい熱意から、講師は「高座豚研究班」のみなさんにお願いしました。

今回の講師のみなさん

講師をつとめてくださった内藤さん・遠藤さん・吉田さんです。
高座豚研究班では、毎月の活動のほか、小学校などで豚まん作りを教えていらっしゃいます。今回教わった高座豚をつかった豚まんのレシピも、いろいろ試しながら作り上げられたオリジナルだそうです。

具材のレシピはヒミツ!

講座では、生地をこねるところから始めました。受講者みんなで順番にこねてこねてこねて。発酵を経てできあがったすべすべふかふかの生地で、高座豚といろいろな野菜を使った具材をやさしく包んでいきます。

力を入れてこねます

上手に切れるかな?

1個分ずつに具材をまとめます

生地も1個分ずつにします

しっかりと 包み方を教わったのですが、ひとつめのときはあちこちから「生地がのびない」「包めない」「あ、切れちゃった」という声が。

包むのはむずかしいです

参加者同士で教え合ったり…

どんどん包んでいきます

大人でも案外むずかしいもので、手の小さいお子さんたちには、さらにハードルが高かったかもしれません。が、講師や大人の参加者さんに手助けしてもらいながら、なんとかまるく、たくさん作れました。

「2個目はブタのかたちにしてみましょうか」ということになりました。
お知らせのちらしやポスターにもどーんと載せた、こちらですね。

お手本のブタの豚まん

事前に見学に伺ったときにつくっていただいたブタの豚まんです。うん、やっぱりかわいいです。

これをイメージして、耳をつけて、目と鼻に穴を開けて…と思い思いのブタを作っていきます。しっぽがついていたり、ブタではない好きなキャラクターになっていたり、個性あふれる豚まんがたくさんできました。

ブタさんにしましょう

たくさんできました

蒸し上がるまでの間に、みんなで高座豚についての説明を聞きました。

高座豚のはなし

そのうち、おいしそうなにおいが湯気といっしょに部屋中いっぱいになって…

蒸しあがりました!

できあがり!

気温や湿度、火加減の微妙なちがいなどでも差が出てしまうそうですが、今日の豚まんは講師曰く「8割くらいの良い出来」とのことでした。よかった!
できあがった豚まんたち

発酵と蒸気とで大きくふくらんだ結果、まるまるとよく太ったブタになりました。蒸す前の目鼻立ちからかなり変わってしまったのもあったりして、お手本のように作るのは腕が要るということがよーくわかります。

自分でつくったものを、みんなでおいしくいただきました。

おいしくできました!

綾瀬の特産の高座豚を、頭とおなかでしっかりと堪能した2時間でした。

快く講師を引き受けてくださった高座豚研究班のみなさん、そして参加してくださったみなさん、ありがとうございました!



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