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2軍通信プラス

特別整理ってなに?

9月17日から30日まで、図書館はお休みをしていました。

時期のせいでしょうか、カウンターで「遅めの夏休みですか?」と聞かれることも多いのですが、ちがいます。図書館は閉まっていましたが、職員は毎日出勤して仕事をしていました。

図書館を閉めていったい何をしていたのかというと、まずは「蔵書点検」です。

蔵書点検というのは、本も雑誌もCDもビデオも、図書館の資料全部の所在を確認する作業です。本やCDがあるはずの場所に間違いなくあるかどうかを調べます。

蔵書点検

 点検用のPOT

約24万点ある資料のバーコードを、ひとつひとつ読み取って、図書館システムのデータと照合する作業です。そうすることで、ちがう本棚に置かれて見当たらなくなっていた本を見つけ出したり、データ上は図書館にあるはずなのに現物がなくなってしまっているもの(不明資料といいます)の数を確かめたりすることができます。たくさんの人が使う図書館ですから、どうしても所在がちがってしまうことは出てきます。それを一斉に点検して、正しい状態に戻すのです。図書館の資料を管理する基本となる、とても大事な仕事です。

点検では、現物とデータをつきあわせていくので、作業中に場所が変わってしまっては困ります。図書館が開いているときは誰でも自由に本を手にすることができますから、その状態ではきちんとした点検ができません。蔵書点検のために図書館がお休みするのは、そういう理由からです。

それにしても今回は長い!と思われる方もいらっしゃるでしょう。

たしかにいつもより長いです。これまでも毎年、特別整理のお休みはありましたが、いつもはもっと短い期間で済みました。

どうして今年は2週間と長いのか?

それは、今年が「図書館システムの更新」の年だからです。

システム更新というのは「家の建て替え」をイメージしていただくとよいと思います。これまでのコンピュータから新しいコンピュータに取り替えて、本や利用者データもまるまる全部、入れ替えるのです。前回この更新作業をしたのは2007年でしたから、綾瀬の図書館システムが入れ替わるのは、実に7年ぶりです。

 入れ替える機材の山

 カウンター周辺

図書館システムが変わったことで、できることが増えました。お問合せに「システム上どうしてもできません」としかお答えできないこともありましたが、今回の更新で解決した課題もたくさんあります。具体的に何が変わったのかは、別の記事や図書館だよりなどでお知らせしていきます。

より便利で使いやすい図書館にするために、見える部分も、見えない部分も、常に変わっています。特別整理期間はそのためのお休みですので、ご不便をおかけしますがご理解いただけますようお願いいたします。

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